光の三原色で遊ぼう! 赤と緑と青を合わせると何色になる?

皆さんこんにちは! にこりんです。
今日は、光の三原色で遊ぶカードをご紹介します。
皆さんは三原色をご存知でしょうか? たしか小学校あたりで、習ったような。。。先生はこんな風に教えてくれたかな? 赤と青を混ぜると。。。。。? はい!紫!!
混ぜればどんな色でも作れる、そしてお互いに他の2色では作れない色、それが三原色です。そして、赤、青、黄色が三原色ですよ。と聞いたように思います。皆さんも同じような経験をお持ちでしょうか?
しかし、光の世界では、ちょっと違うんです。光の三原色は赤、緑、青(Red, Green Blueの頭文字をとって、RGBと表記されています。)では、赤と緑と青の光を混ぜると何色になるでしょうか? カードを使って答えをお見せしますね。







答えは、白でしたね! 赤と緑も面白くて、黄色や茶色が出てきます。
実験ってついついワクワクしちゃいます。 
テレビや液晶のモニターにはとても小さなライトが入っていて、その中で、三原色を使って様々な色を作って画像を作り上げています。連続的に色が変わるLEDライトは、三原色の光の強さを変えることで、持続的に色を変えていくことが出来ます。 すごいですよね。きれいなだけじゃなかった!
 ところで…今日のカード、回路は単純です。三原色を使ってお好きな色を作ってみてください。
光の遊びを楽しんでくださいね。

必要物品

Waffle Flower Pencil in Combo  
Avery Elle  Horizontal Stripes Elle-ments 
Paper Neenah #80 solar white
黒カードストック#110
白のヴェラムペーパー 分厚めのもの
Red, Yellow, Blue MegaPack (30 stickers) ;LEDライト
Pink, Orange, Green MegaPack (30 stickers) ;LEDライト
3Vコイン電池
フォームテープ






作り方
1.パーツの準備



黒のカードストックをHorizontal Stripes Elle-ments stripeでダイカットする。ストライプは外さずにそのまま使用。
黒のカードベース: 4 1/4 x11 inch 半分に折る
こどもたちと道具を白い紙にスタンプして、ダイカット。色を塗る。Stamp the Kids and some
カバープレートの裏にヴェラム紙を貼って裏打ちする。

2.回路を描く

・カバープレート中央の穴を回路の穴の形に印をつける。
・LEDライトの位置を決める。今回は光を混ぜたいので、なるべく近い場所にライトを設置する必要があるので、三角形の細い方を集めて光源同士がなるべく近くなるように配置します。
・電池の位置に印をつける。
・スイッチの位置に印をつける。3か所
・回路を描き込む。 まずは電池のマイナスとLEDステッカーのマイナス端子3個をつなぐ。
・次に電池のプラス側から開始し、3本に分けてそれぞれのLEDステッカーのプラス端子に繋ぐ。それぞれスイッチの位置で銅箔テープをいったん切って間を開ける。上の写真の子どもたちはスイッチ位置ですので、そこで切ります。

3.回路を作る
・銅箔テープを書き込んだ回路に沿って貼り付ける。
・電池の場所に両面テープを貼る。LEDのマイナス端子から初めて電池のマイナス面まで来たら銅箔テープを折り返しておく。
・電池を上をプラス面にして両面テープと銅箔テープの上に貼る。
・電池のプラス面から各LEDのプラス端子に回路をつなげる。途中から枝分かれさせて、そのあとにスイッチが来るように配置し、一本ずつ別々の回路にする。スイッチの位置にはフォームテープを貼って、底上げしてからその上に銅箔テープをギャップ(間隙)を作って貼り付ける。

なぜこうする必要があるかというと、そのままだとスイッチの面とカバーパネル面の接続用の銅箔テープとの間が大きすぎて、指で押してスイッチオンにするのが大変なのです。いつもの電池くらいの厚みのあるフォームテープで底上げするとちょうどよいかと思います。今回は大体2mmのテープを使いました。




プラス側は一つずつ分かれてスイッチできるように、それぞれのプラスの回路同士が接触しないようにしてください。


チビトロニクスのプラスの辺は一つずつオンオフが変えられるように別々の回路につながっています

・LEDステッカーをそれぞれの位置に貼り付けて、点灯を確認します。
・LEDステッカーの端子、T字型の接続部などに補強用の銅箔テープ、あるいは導電性の布パッチなどで貼りこんでおくと長く楽しめます。


4.組み立て
・回路台紙の端にフォームテープをはりつけます。
・スイッチの機能についてチェックする。去年紹介した「つきっぱなしにしないでねテスト」も有効です。説明ページはこちらです。
・スイッチとなる銅箔テープは表紙の裏側に離れているので位置合わせに注意して、回路がきちんと機能するかを確認する。
・フォームシートの剥離紙を剥がし、カバープレートと貼り合わせる。


5. 光で遊ぶための小物を作ってみよう


・少し厚みをつけてライトから投影面(ヴェラム紙)までの距離を眺めにとってはいましたが、それでもそのままではきれいにライトの色はまざりませんでした。


残念! 赤、緑、青のライトが分かれて見えています

そこで、光の色が混ざった様子を観察するには、もうすこし距離を離すことが必要だと考えました。そこで、ライトの光を取り込み、少し離れたところに投影させる。そして、外からの光、日光とか部屋の光は遮光することで、LEDそのものの色がきれいに見えるように。ということを狙った小道具を作りました。

白い紙(幅3/4インチ)を丸めて輪を作り、その上の部分にふたのようにヴェラムを付けて、筒の外側は黒い紙を巻いてみました。ちょっと太鼓みたいだけれど、投影筒とでも呼ぼうかな。




おまけの話し

RGBの図はフリー写真素材 フォトスクより
上の図をみると、何色を混ぜるとどうなるか、分かりやすいと思います。さあ、今日のカードをこの投影筒で見ながら場所を動かしてみたり、スイッチのオンオフをしてみたりして、いろいろな色の光を作って遊んでみましょう。三原色のLEDから幻想的な美しい色が作れますよ。赤と緑と青(Red,Green,Blue: RGB)の中から何色の色をどのくらい入れるのか、ある意味、色のマニュアル調合といったところです。

プログラミングでは、この青、緑、赤の三色の量を指示して色を指定するということも行われています。多色で変化しながら光るマルチカラーLEDはそれで色が変わるので、連続的な変化を楽しむことが出来ます。ちなみに私の好きな色はR119 G188 B255あたりかな。まるで暗号のようですね。(笑)。時々デザインソフトとか写真ソフトとかでカラーピッカーといって、画面から色を拾うような機能がついていますが、それで色をピックアップすると、RGBの表示がされていたりするのが、今まであまり気にしてなかったけれど、面白くなりそうです。

最後に。春に訪問したサグラダファミリアのステンドグラスの光。白い壁に色が投影されて混ざって見える美しさ。たまりません。前回のワニくんカードから今回の光遊び。間違いなく、影響を受けた結果だと思います。


SAGRADA FAMILIA


最後まで長文にもかかわらず、ご覧いただきありがとうございました。 良い一日をお過ごしください。

Yukiko I /  にこりん






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