ぼくらの言いたいことは......... お誕生日おめでとう! 光るダブルスライダーカード


みなさまこんにちは!にこりんです。
夏を楽しまれていますか? 私の住む日本のとほんどのエリアでは、まだ梅雨シーズンです。なので、パキっと晴れた夏の青空が恋しいです。

今日は光るダブルスライダーカードをご紹介します。 先月日本でワークショップをやったのですが、その中でこのシステムを使ったカードを作りました。
プルタブを光る方向と反対向きにパーツが動くのがとても面白いカードです。普通はプルタブを引くとパーツも同じ方向に動くのが、このシステムは違います。
引っ張ったのと反対向きにものが動いて出てくるってなんだかとても不思議な感覚を覚えて不思議なのです。

このカードでは、たくさんの仲間が集まって誰かの誕生日をお祝いしようとしています。なんていうのかな? プルタブを引くと、吹き出しが出てきて、It's your birthday!、ライトも光ってお祝いムード満点です。




    作り方

    1.パーツを準備する

    • 白のカードベース 11×4.25インチ
    • カバーパネル  5 1/8×4インチ 直径2.5インチの丸いダイで左側に窓を開ける
    • 回路台紙  51/8×4インチ
    • スイッチパーツとプルタブ:Lawn Fawnのプルタブダイでカットしたものを切り分けてスイッチパーツとプルタブに分ける。
    • ダブルスライダー用のパーツを下の写真のサイズを参考に作る
    • OPP袋を切って3/4×6 inchの帯を作り、端に細い両面テープを貼り付けておく。
    • 動物と吹き出しのパーツを作る


    2.回路を描いて作る

    <回路を描きこむ>
    • 5 1/8×4 インチのカードストックに回路を描く
    • 表紙を重ねて、2.5インチの窓の印をつける
    • 電池の位置の印をつける
    • スイッチ用のスリットを切る :  
      位置; 右端から1/4 インチの位置から窓までの間
      方向;水平
      サイズ;幅 1/16 インチ、長さ 2 インチ 
    • LEDステッカーの位置に印をつける 
    • 電池のマイナスからLEDのマイナス端子に、回路の線を描く
    • 電池のプラスからスリットまで回路を描く
    • スリットからLEDステッカーのプラス端子まで回路の線を描く
    • スイッチパーツをスリットに差し入れて、スリットの左右がつながる位置に印をつける


    <回路を作る>
    ・銅箔テープを描きこんだ回路の上に貼り付ける
    ・電池の場所に両面テープを貼る
    ・電池の位置の両面テープをはがした後に、LEDステッカーのマイナスの位置からバッテリーの位置まで銅箔テープを貼る。両面テープの上まで貼り進んだら、折り返して粘着面が上になった状態で切る。
    ・電池をプラス面を上にして両面テープと銅箔テープの上から貼り付ける
    ・プラス側の回路を作る。銅箔テープをスリットを通して裏に貼り付けてから電池のプラス側まで貼り付ける。同様にスリットの裏から始めて、LEDステッカーのマイナス端子をつなぐ道すじにも銅箔テープを貼る
    ・LEDステッカーを印の位置に貼る 
    ・スイッチパーツに印に合わせて銅箔テープを貼る。

    ・スイッチパーツをスリットに差し入れて、スライドさせてスイッチが作動するかを確認する 
    ・スライドスイッチを一番下に動かした時にライトがつくことを確認できたら、LEDステッカーのそれぞれの端子の上から短い銅箔テープを貼りつけて、回路との接続を補強しておく。


    3.ダブルスライダーの仕掛けを作る
    次にダブルスライダーの仕掛けを作ります。
    パーツの大きさやスペースを考慮して1 1/4インチ動くようにすることにしました。スイッチパーツ用のスペースが1/2インチ余計に必要です。よって、1 3/4インチの長さのレールを作ります。下の写真を参考にスライダーレールを作ってください。


    OPP袋のベルトでレールの周りにループを作ります。緩すぎずきつすぎない余裕を持ったループにしてください。ピッタリサイズだとループがスムーズに動きません。ループを作ったらなめらかに動くかどうか、必ずチェックしてください。



    その次はレールパーツの裏に長辺2辺の端にフォームテープを貼ります。プルタブとベルトがスムーズに動くためのスペースを確保できます。
    スイッチパーツを左端に寄せた状態で、スイッチの位置その幅の両面テープを貼り、プルタブを貼り付けます。


    プルタブの上にダブルスライダーの仕掛けを貼り付けます。この時、プルタブをレールの端のフォームテープで貼りこんでしまわないように注意してください。

    吹き出しのパーツをLEDが点灯する位置(スイッチ右端)で調整して貼り付けます。プルタブを引いた状態のときに、ベルトの裏側で右端に来ます。吹き出しのパーツはベルトの表側で左端に来ます。下の写真でその状態が分かると思います。
    今回は吹き出しの位置を少し上にもってきたかったので、ベルトに透明のプラスチック板を貼り付けて調整しました。

    4.組み立て

    回路台紙の周囲にフォームテープを貼る。プルタブの位置は貼らないで開けておく。
    窓の形に合わせて背景用の丸い紙を貼り付けて回路を隠す。動物達を位置を見ながら貼る
    表紙を回路台紙の上に貼る
    できたものをカードベースに貼る

    できました! 
    タブを引くと、吹き出しが出てきて、ライトが光ります。


    プルタブスイッチとダブルスライダーの仕掛けを組み合わせると動きの面白い仕掛けカードがいろいろと作れます。
    いろいろな風景を想像してみて、ご自分の世界を表現してみてくださいね!

    ご覧いただきありがとうございました!

    Nicorin







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