人魚姫様、涼しくお過ごしくださいませ

皆さん、こんにちは。にこりんです。33℃から35℃で経過している日本のこの頃、ちょっと暑すぎやしませんか?! 涼を求めてこんな海の中の風景を想像してみました。波にたゆたう涼しい顔のマーメイド......ふぅ。ちょっと涼しくなった気がします。(むりやりの気のせいかな。)

海の中で。人魚と一緒に涼しくて静かで心地よい時間をお過ごしください。

回路のプラットホーム(土台)として使うフレームを作る

今回は、透明素材のフォトフレームを使用しました。このフレームの裏側にバッテリーボックスを貼り付けて、回路への電源としました。このフレームは電池だけでなくて、中に入れる回路を交換することが出来ます!電池が無くなって使えなくなる心配はありませんし、中身をいろいろ入れ替えて使うことも出来ます。今回の工夫した点です。

フレームに使う材料

・透明素材でできたフォトフレーム L版用;2枚の透明プレートの中に写真を挟んで四隅をねじやピンで固定する形式のもの。こういったタイプ
・電池ボックス;今回はCR2032が2個直列に入って6V出力できるタイプのものを使用しました。電池入れ替え可能。スライドスイッチ付き
もし電池ボックスが手に入りにくければ、チビトロニクスのサイトにあるテンプレートを使用して、紙のバッテリーホルダーを作ることも出来ます。
・コイン電池 3Vのもの二つ 多数のライトを光らせたければ、3Vを2個直列に繋いだ方が安定して光ります。


実は私はこのフォトフレームは日本の100円ショップで購入しました。この手のものは、なかなか海外でこの価格では売っていません。アメリカのオンラインショップで探してみると、素材の良さそうなものが見つかりましたが、ちょっと高価でした。2枚の透明でそれなりの厚みのある板で中に回路と絵を挟み込んで四隅をねじやピンで固定できる構造であればなんでも良いです。参考に似たもののリンクを貼っておきました。皆さんも他によさそうなものを見つけたら教えてください!


電源ステーションの作り方

フレームの表面に電源ステーションを作ることにしました。電源ステーションと呼んでいるのは、つまり回路と電源をつなぐ場所ということです。
回路と電源からの道筋はそれぞれの紙や板の面の裏側まで続いていて、そこで接触させて接続しています。 
フレームが透明素材なので、上に置けばちょうどいい位置への位置決めを簡単に行うことが出来ます。
回路をしっかり接続させるために、接続部位に小さなプラ板のプレートを貼り付けて少し高さを足しておきます。



導電性布テープ*をフォトフレームの後ろ側のパネルに貼り付けます。表裏の両面をつなぐ形で貼ります。
*ファブリックパッチの素材が長いテープ状になっているものです。



電池ボックスのワイヤーを先ほどのファブリックテープの上に置いて、上からファブリックテープで貼り付けることで接続します。上から良くこすって確実に接続するように貼り付けてください。


出来ました! 
このフレームは中の回路や絵を入れ替えることが出来ます。気を付けることはただ一つ。電源ステーションへの接続部位がきちんと合うように回路を設定して貼ること。これさえできれば、一つの写真立てでいろんな回路を光らせることが出来ます。

自分の場面と回路を作る

絵を作る

さあ、自分の場面、絵を作ってみましょう!
私はこの絵を作成しました! 最初にマーメイドをスタンプ、次にマーメイドをマスキングした上に貝殻のスタンプを押して、前後関係のあるスタンプ画像を作ります。そして、他にもいくつかスタンプをして、センチメントも入れます。マーメイドの髪飾りのヒトデと、海藻の花々を光らせることにしました。光る場所を決めたら、そこにライトの光を通す穴を開けます。 穴には裏からヴェラム紙を貼っておくと光の拡散がよりきれいに見られます。マットとして使うティール色の紙にバーサマークで小さな画像を散らして押します。


回路を作る

LEDライトの位置に印をつけます。
プラスの回路を電源ステーションのプラスからLEDのプラス端子へと書きます。
マイナスの回路も同様に電源ステーションのマイナスからLEDのマイナスへつなげて書きます。


銅箔テープを書いた線の上に貼り付けます。回路は紙の端まで貼ったら、折り返して裏に回して1cm程度貼ってから切ります。裏側まで回路をつなげておくことが肝心です。(下の写真を参考にしてください)



下の写真で分かるように、回路と電源はこの位置で繋がります。回路の裏とフォトフレームのバックパネルの内側にある土手部分に貼り付けたファブリックテープが接触することで接続されます。






白い紙(回路用紙)をそのままこちらにパタンと倒す形で重ねると、回路が繋がって光ります。



フォトフレームの中に回路と絵を入れて、角を固定して組み立てると完成です。

電池ボックスのスイッチを入れると光ります!


マーメイドとクラゲは幸せそう~

回路の変化形

エフェクトステッカーを使う

エフェクトステッカーを回路内に加えてみましょう。
光り方を変えていろいろな効果を楽しむことが出来ます。




これはTwinkleのエフェクトステッカーを交互に光るようにつないだもの。光り方を動画で見てください。



回路は強面ですが、上に絵を重ねると、ほらこんなにかわいらしい。(笑)


ヒトデと花が交互に瞬きます。

回路の組み合わせ

最後にクイズの時間です! 下の動画のものはどのような回路で光っているでしょうか?
考えてみてください。




<クイズの答え>


これは、2枚の異なる回路をフレームの上に重ねてセットしたものです。電源ステーションの接続部をそろえておけば、2枚とも裏側の銅箔テープを介して電源に接続することが可能なので、2枚の回路を光らせることができるのです。 

1)エフェクトキットの入った回路



2.フレームの縁を光らせる回路

2枚を重ねてフレームにセットすると、このように光ります。

いかがでしたか?今日はここまでで終わりです。
次回はこの電源付きフォトフレームにチビチップをつないで、光らせ方をいろいろ変化させたりできるシステムを使って、Love to Codeを使ったプログラミングの話で記事を書こうかなと計画しています。お楽しみに。

お読みいただきありがとうございました。
皆さん素敵な夏をお過ごしください!

にこりん

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