光るメロディタグ Merry Mice Kit ~完売おめでとう!~

みなさま、こんにちは。 にこりんです。

ホリデーシーズンがやってきましたね。日本ではハロウィン→クリスマス→お正月 っていう一連でしょうか。 
アメリカはハロウィン→サンクスギビング→クリスマス→バレンタイン→イースターくらいまでなんだかお祭り気分で、スーパーのキャンディコーナーにずっとお菓子が並び続けるという意味で、私の頭の中では、なんだかひとくくりになっています。(そんなのは私だけかもしれないから悪しからず)
イルミネーションも美しく、冬の寒さも手伝って寒いけれど、いや寒いからこそ心を温めたいそんな季節、贈り物や久しぶりの親戚一同集合などに向けて皆様お忙しく準備されていることかと思います。

そして、、、、、チビトロニクスにもぴったりの季節。ではありませんか?
キラキラと光ったり点滅したりいろんな色のライトがあったりすると、なんだかウキウキした気持ちになります。


本日はチビトロニクスとローンフォーンのキット第2弾を使ったクリスマスのタグをご紹介します。
とにかくかわいらしいねずみが、クリスマスの飾りつけをしています。
このタグは、光るメロディタグにしてみました。
プレゼントの箱に仕込んだスイッチを押すと、音楽が鳴り始めるのに合わせて、ツリーのてっぺんの星が光ります!




スイッチをおすと音楽が鳴って、ツリーのてっぺんの星が光ります

使った道具は下の写真の通りです。



電子オルゴールの回路は、市販のメロディ付きのグリーティングカードを使いました。
日本には100均というクラフターにとってありがたいお店がありますね。普段はお誕生日の曲、この季節にはクリスマスソングの電子オルゴール回路が入ったかわいいカードに封筒もついて、110円!なんてありがたい! この回路には、電池、電子オルゴールのICチップ、スピーカー、スイッチが仕込まれていてカードから取り出して使えます。
かれこれ3年前になるのですが、永子さんが、このクリスマスソングの電子オルゴールの 回路にLEDを組み込んでスノーグローブを作った時に衝撃は今も覚えています。
その後、日本のクラフターさんには愛され、たくさんの作品が作られています。
そうだ、今までに作られた方、タグ付けして一度に見られたらうれしいですね。
タグ、何にしようかな。。。

この電子オルゴールの回路にLEDを付け加えます。下にそれぞれの部品を説明しました。
向かって右が原型。 
1)金属板のお椀が乗っているのがスイッチ ペコっと押すとスイッチが入って一曲鳴り終わるまで電気が流れる設定になっています。
2)電池とICチップ この電池はCRボタン電池で一つ1.5V なので左右に1個ずつ配置されていて、2個直列に繋いであって、合計3V。 電池交換も一応出来るので、分解してみたら電池さびてて鳴らないよ!とかいう時は、あきらめず棒などで古い電池を押し出して新しい電池に交換してみるのも一興です。
3)スピーカー   スピーカーの仕組みってご存知ですか? 電気信号を音に変える。コイルを通る電流に応じて生じる磁場と磁石で生まれる振動が振動板に伝わって、音になる。どういうこと?って思いますが、この回路に入っているスピーカーもなにやら板が2枚
合わさっていてぶるぶるします。そして、スピーカーの箱によっても音の響き方は変わるということでオーディオ詳しい方なら何時間でも語れるネタのようなので、ここでは割愛しますが、スピーカーの周りの空間をどのくらい取るか、どんな材質で囲むか。によって実際、音の質や大きさは変わります。ライト無しでスピーカーだけでもしばし遊べるネタであります。


さて、この回路にLEDを追加します。 
LEDはスピーカと並列につなぎます。
向かって右の白いスチレンボードにはめてある回路が分かりやすいのでそちらで説明します。
下にある電池とIC基板から出ている向かって右の線はスイッチ信号の入力端子、
左の線が出力端子になります。
スイッチが入るとICチップの制御により音楽を奏でるための出力信号が左の線からスピーカーに向かって出力されます。このスピーカー用の回路にLEDを並列で入れ込むと、スピーカーに送られるのと同じだけの電圧がLEDに対してかかるというわけです。ちなみにスピーカーに送られる出力は変動するので、それに合わせてライトの明るさも変わるので、瞬くように光る効果も得られるという訳です。これがとても面白いのでぜひやってみてください。

タグのスペースが小さいため、長いワイヤーの固定が難しかったので、カットして短くしました。
銅線同士をきちんとつなぐにははんだ付けが定石ですが、ここは銅箔テープの力を借りて簡単につなぎます。もともときちんと出来ている回路にちょっとLEDをお邪魔させるだけなので、とても簡単。そしてスイッチもしっかりしているので、失敗も少ないです。

別回路の銅箔テープが重なるとショートしてしまうので、セロテープで絶縁してそれぞれの回路を分けた形にします。
下の写真だとスイッチにつながる青の線と、LEDにつながる青の線が重なって見えていますが、間にセロテープを貼って接続しないようになっているので、実際はそれぞれ分かれた回路として成立しています。
ビニールで被覆されている線は、お互いに接触してもショートしないので、その点気楽です。
くるくる丸めて狭いところに収まるようなら、スイッチの方の線は切らずにそのまま使ってもよいですね。


Merry Miceのキットを使って表紙を作ります。 
縁を丸いタグのダイと円形のダイを使ってフォームシートで作ります。
表紙とフォームシート、回路を下の写真のように組み立てます。



出来ました!
ツリーに飾っていますが、近くを通るたびに眺めては、にまにましています。
だって可愛いんですものー!!


最近、100均やクラフトショップ以外でも、身近に転用可能なパーツをいろいろと見つけることが出来ます。
これってどうだろう?って試してみるってワクワクする体験で大好きです。

ちょっと周りを見回してみて下さい。何か見つけたら。。。。。 ぜひ試してみて!!

<使用したもののリスト>
  ・Merry Mice Light Up Cardmaking Kit (Sorry! sold out)
  ・circle die, scallop circle die
  ・フォームシート
      ・銅箔テープ
  ・電子オルゴール付きのグリーティングカード(今回のものは100均で調達です)

お立ち寄りいただきありがとうございました。
素晴らしいホリデーシーズンをお過ごしくださいね!

にこりん



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