小さな恋のバレンタインカード MFTのmeet in the Middle dieのセットとプルタブスイッチの組み合わせで
みなさんこんにちは!
新年あけたら、クラフト界では一気にバレンタインムード満開です。
恋人のみならず、友人にも暖かな幸せいっぱいな気持ちを届けるカードを送れるのってなかなか良いものですね。
北米では広くバレンタインにはいろいろな人に対して贈り物をする習慣があって、学校のクラス全員分とか準備するのが子どもを持つ家庭では、ちょっとしたイベントです。
なんとなく寒くて気分も沈みがちなこの季節、赤やピンクの鮮やかな色やらハートを使ってなんだかホンワカした気持ちで楽しく過ごすのにはうまくマッチしたイベントだなぁとも思っています。
今月のプロジェクトは、動きの楽しいダイセットを使って光る仕掛けカードを紹介します。
プルタブを引くと、男の子と女の子がかわいくキスをして、ハートが優しく光ります。
基本はプルタブスイッチのカードで、そこに動きを出すシャフトが組み合わせてあります。
1. 準備するもの
下の写真を三校に次のものを準備します。
・仕掛けのパーツをダイで抜いて準備します。 プルタブパーツは2枚がさねで貼り合わせて強度を上げます。
ドーナツ型2個(写真に撮り忘れていました。ごめんなさい)は3mmのフォームシートをダイカットしました。 MFT stamps Meet in the Middle Interactive Die-namics
・スイッチパーツ 1/2x1.5インチの紙片 80lbsくらいの厚みが使いやすいです。
・表紙のカードストック 男の子と女の子の位置に先ほどの仕掛け用のセットに含まれる丸いダイで穴を開けます。Meet in the Middle Interactive Die-namics
パネルの上方にライト用の穴も開けます。
・ミニブラッズ 頭部分が3-4.5mmのもの 5個
・回路用紙
・2つ折りのカードベース A2サイズ
・コイン電池; CR2016
次に、2か所に回転する動きを加えるための仕掛けパーツを組みます。
この仕掛けは単純ですが、いろいろな使い方が出来ると思います。強度をだすために各パーツを2枚貼りで使うことを推奨されています。今回私はプルタブのみ2枚貼りにして特に問題なく機能しました。5か所をミニブラッズで繋ぎます。
このしかけ、なかなか面白い動きをするので動画でご紹介します。尺取虫のような、トレーニング中の足のような、、、いや。。。とみていると想像がいろいろ膨らむ動きです。
3.回路
次は回路を作っていきます。
回路はさほど複雑ではなくて、いわゆる「プルタブスイッチ」のカードです。
今回はライトも一つでシンプル。
電池からつながるプラス側の回路の途中にスリットが入れてあって、そこで回路が一旦切断されています。銅箔テープを貼ったスイッチパーツをこのスリットに通して動かすことで、回路をつないだり切ったりする仕組みです。下の写真を見て確認してみてください。
スイッチパーツがスリットの一番下に来ると回路が繋がってLEDライトが点灯します。
一方スイッチパーツがスリットの上部にある時には、回路は切れているのでライトは消灯するというわけです。
4. スイッチと仕掛けを組み合わせる
スイッチがきちんと機能することを確認したら、次は、動く仕掛けとスイッチを組み合わせる工程に移ります。まず、仕掛けのシャフトの両端を回路台紙に固定します。この部分が動くパーツの場所になります。スイッチパーツをプルタブの裏に貼り付けます。
プルタブを下に引くとシャフトの端部分は内側に回転する動きをするのを下の動画でご覧ください。
5. 組み立て
表紙を回路台紙の上に貼り付けます。回路用紙の周囲にフォームテープを貼り、表紙をつけてください。プルタブの根元のぐらつきを止めるためのスリーブもこの時に貼ります。表紙を貼り付けたら、穴の部分にあるシャフトに、ドーナツ型のパーツを貼り付けます。これが動かしたいパーツを貼る基礎部分となります。
男の子と女の子のパーツを先ほどのドーナツの上に貼り付けて動かしてみます。どこの位置に貼るかで動きが変わるので、仮止めのりなどを使って、いろいろ試してみましょう。
羽根つきハートは光の部分に貼りますが、小さなフォームを使って少し浮かせて貼ると、光の拡散がきれいです。
完成です!
プルタブを引くと、男の子がチュッとかわいくキスをして、ハートに光が灯ります。
6. 変化形
回路を少し変化させて遊んだものもお見せします。この回路は、スイッチ場所が2か所作ってあります。一つ目は、スリットの中ほどで繋がるようになっている回路でこの時は一つだけライトが点灯します。 スイッチをさらに下方向にスライドさせると、もう一か所の接続部位もつながるようにスイッチに貼る銅箔テープの幅を調整してあって、この時は2つともライトが点灯するわけです。ちなみにスイッチの銅箔テープを 細い幅で貼ると、どちらか一つずつを点灯することも可能です。
いかがでしょうか?
プルタブの動きのような仕掛けの仕組みは回路のスイッチと組み合わせることが出来ます。最近いろいろなメーカーから仕掛けカードのダイがたくさん出ていて少し流行しているように感じます。回路のスイッチとの組み合わせが出来るものも多く、楽しいです。
皆さんも何か仕掛けカードの道具をお持ちでしたら、是非ライトと組み合わせてみてください。
ご覧いただき、ありがとうございました。
暖かくしてお過ごしくださいね!”
にこりん
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