ジャンプしてお祝いしよう! ~飛び出る立体カードにライトをつけて~
皆様、こんにちは!今月の作品を投稿します。
少しずつ日も伸びてきましたね。春の気持ちの良い空気をこのカードを通じて皆様にお届けできたらいいなと思いながら作りました。
このカードを開くと、トランポリンで跳ねたうさぎやねずみ、それから風船やプレゼントが上に飛び出します。そして、キラキラっと光るのです!
誰かのお誕生日をお祝いしたい、そんな時、こんなカードなら喜んでもらえること、請け合いです!
今回、Karen Burnistonのダイを使って仕掛けカードを作っています。Karenは数々の仕掛けカードのダイを発表しているメーカーで、面白いものがたくさん。かつ、なかなか自分で作るのは大変そうだなあ。という仕掛けが多くて気になるメーカーです。 今回は、ポップアップが飛び出てくる、その部分がスライドする動きと連動するので、そこにスライドスイッチのパーツを貼り付けました。 うまく機能したので、ガッツポーズ。面白い
動きとライトの組み合わせ、応用すると、なかなか面白いデザインが作れそうです。
作り方の動画も作ったので、ご興味がありましたらご覧くださいね。
1. 準備するもの
・回路台紙; 4 1/4 x 5 1/2 インチ 真ん中に縦方向のスリットを作ります。台紙の下縁から2.5インチのところから下に向かって長さ1.5インチです。
・背景の台紙;4 1/2 x 3インチ ステンシルを使って雲の背景を作りました。ライトで
光らせる場所も決めておきます。
・草の台紙: 緑の紙で以下の3種類を準備します。
1) 4 1/4 x 4 3/4 インチ
上辺 まっすぐな側から 2 3/4インチの位置を折ります。
この折り曲げた線から2.5インチの位置から始まる長さ1.5インチのスリットを作ります。 私は、let's toast pull tab add-on set のセットの小さな直線のスリット用のダイを使ってスリットを切りました。回路用紙と草のパネルのスリットはずれなく同じ位置にカットしたかったため2枚を重ねてマスキングテープで固定して一度にダイカットをしました。
この折り曲げた線から2.5インチの位置から始まる長さ1.5インチのスリットを作ります。 私は、let's toast pull tab add-on set のセットの小さな直線のスリット用のダイを使ってスリットを切りました。回路用紙と草のパネルのスリットはずれなく同じ位置にカットしたかったため2枚を重ねてマスキングテープで固定して一度にダイカットをしました。
(下の写真にやり方とサイズを記載しました。)
2)4 1/4 x 2 1/2 インチ 下縁から1/4インチで折る。その部分はのりしろとなる。
3)4 1/4 x 2 3/4 インチ
・表紙; アセテートシート 4 1/4 x 5 1/2 インチ 中が見えているところからの
動きを楽しみたいので、透明の素材を選びました。真ん中の
1本は、後は小さなパーツ用なので、細い棒状に数本カットしておきます。
・ポップアップの仕掛け;緑の紙をParcel Pop-up dieで切ります。
アームと土台部分を作ります。
・スイッチ用のプルタブ ; pull tub dieを使用してもよいし、自分で作ることもできます。
・LED ステッカー; Chibitronics
・銅箔テープ; Chibitronics
・コイン電池; CR2016 ( 数字は直径d;20mm、厚さ;1.6mmを示しています)
・いきものたちのパーツ; "really high five" のセットを使って、スタンプ、ダイカットして、色を塗ります。私はコピックを使いました。
クマ、うさぎ、ねずみ、小さな風船、トランポリン、パーティの帽子、プレゼントの箱
・センチメント
Parcel Pop-up; Karen Burniston
really high five; Lawn Fawn
let's toast pull tab add-on; Lawn Fawn
Grassy Fields Die-namics; MFT stamps
2. ポップアップのしかけとスイッチ
Karen Burnistonのサイトには、それぞれの組み立て方の動画が用意されています。
このカードを作りたい!と思われましたら、まずはそちらをご覧になってみることをお勧めします。ゆっくりと丁寧に説明されていますし、作品例も数多く紹介されていて楽しいサイトです。
スイッチパーツをスライドするアームに貼り付けるために、少し組み立て手順を変えていますので、いざ作る時には冒頭の作り方の動画をご覧ください。
下の写真は、組み立てるパーツです。赤い点線は山折り、青い点線は谷折りです。
スイッチパーツに、もともとはデザインされていない、山折り線を1本加えてあります。
スイッチパーツに、もともとはデザインされていない、山折り線を1本加えてあります。
これが組み立てたポップアップのしかけ部分です。
ポップアップの仕掛け部分の裏側です。
折り返した形のスイッチパーツをスライドするアームに貼り付けました。
赤い太線は、スイッチのための銅箔テープを貼る場所です。
スイッチの動く様子を下の写真にお見せします。左の写真はカードが閉じているときのスイッチの位置。回路は開いており、点灯していません。右側はカードが開いている状態で、ポップアップし、かつスイッチは下に下がって回路が閉じて点灯する状態となります。
3. 回路
これが回路の配線図です。チビトロニクスに親しんだ方には新しい回路ではなく既知のものかと思います。プルタブスイッチのある回路です。
4. 組み立て ポップアップのしかけと回路を組み合わせる
回路用紙の全縁に細いフォームテープを貼ります。 剥離紙を
剥がさずにポップアップカードの裏側から重ねてスリットにスイッチを差し入れて位置を確認した後、剥離紙を剥がして貼り付けます。
回路用紙の裏側に裏台紙を貼ります。
5. 仕上げ
最後の飾りつけ、お楽しみの時間です。
草のパネルをポップアップのパーツに貼り付けていきます。仕掛けを隠すのとともに、立体の草原が出来上がります。
細く切った透明なアセテートをスライドする部分に貼り付けてウサギ、ネズミ、風船などを配置します。細いアセテートは放射状に貼ると飛び跳ねるようパッと広がる感じを出すのに有効です。
センチメントをスタンプしたものを貼ります。
これで完成です。
表の透明なパネルを開くとスライドして動物たちがまるで飛び跳ねて出てきたみたい。
そして、キラキラと周りも光ります。
さあ、誕生日パーティが始まりますよ!
今日もご覧いただきありがとうございました。
素敵な一日をお過ごしください!
にこりん
コメント
コメントを投稿