木のおうちへようこそ! ~ドアに連動するスイッチ~
皆様こんにちは!
今月のプロジェクトをお届けします。
小さいころ、木のおうちが大好きでした。おとぎ話を読んで、木の家に住む小人にあってみたいなーと思っていたものです。「こえだちゃんと木のおうち」というロングセラーのおもちゃもありますよね。ああ、懐かしいなー。
皆様も木のおうちにまつわる素敵な思い出、お持ちではないでしょうか。
そんな思い出とリンクする今回の作品です。
小人の女の子とが木の家を訪ねてきました。 ピンポーン!とベルを鳴らします。
おじいちゃんが出迎えます。「よく来たね!」
ドアが開くと、窓に明かりが灯ります。
ドアを開けた時に、ドアの動きに連動してスイッチのタブが動くようになっています。
タブの端がドアの裏側についていて、ドアが開いた時に引っ張られます。
ドアの折り目と少しだけ内側にずれた位置にタブの折り目を付けてあって、その差によりタブが内側に引っ張られる仕組みになっています。
今までにいろいろなパターンで折り目が開くのに合わせてうごくスイッチを使ってデザインチームメンバーが楽しい作品を紹介してきました。
メンバーのブログ記事のリンクをいくつか貼っておきます。
いわゆるドアもあれば、ポップアップする動きとの連動もあります。どれも楽しいので、ぜひ参考になさって作ってみてください
1.準備するもの
・木の幹;3枚 1)表紙;ダイで普通にカット 2)2mmのスチレンボードをダイカットして、茶色く塗る。ドアの位置と窓、電池の位置を切り取る 3)回路台紙 窓とドアの位置を切らずに周囲のみパーシャルダイカット(カットプレートの位置をずらして切りたい場所だけに当てることで周囲だけ切る方法)
・タブ 1/4×1 1/4インチ
・木の葉っぱ; 大きな木の葉の塊;6枚 小さな塊;4枚 周囲にインクを付けてもこもこした感じを作る
・小人 ;女の子 2枚 おじいさん 2枚
・ドア 2枚
・ドア枠 1枚
・窓枠 1枚
・コイン電池 CR1220
・銅箔テープ ;Chibitronics
・LEDステッカー;Chibitronics
・Tree house : Lawn Fawn
・Oh gnome! ; Lawn Fawn
2. タブスイッチの仕組み
ドアの裏に貼り付けてあるタブスイッチの仕組みについて説明したいと思います。
表紙の木の幹のドアは、裏から見るとこうなっています。
スイッチのタブがドアの裏に貼ってあるのが分かるでしょうか。
ドアの折り目から少し外側にずらした位置にタブの折り目を合わせて貼ってあります。
タブ折り目はドアの折り目から外側に2mm外側に合わせてあります。 この差によって、ドアを折り返した時にタブが4mm内側に引っ張られる算段です。
表からみるとこうなっています。
ドアが開くとタブは向かって右 ドアの中側に向かって光れる形になります。
タブが折り返してあるため、ドアで引っ張る側と反対側(白い→の方向)に内側のスイッチは引っ張られています。
3. 回路
回路です。
LEDライトは一つ、電池も一つ、そしてプルタブ。
とても単純な回路です。
スイッチのポイントで回路を切ってあります。
タブが回路が切ってある場所にスライドしてこの切れ目をつなぐことで、回路がつながってライトが光ります。
4. 組み立て
下の写真のよるに重ねて、それぞれしっかりと貼り付けます。
一番下が回路、次にチップボード、3番目に表紙となります。タグを貼りこまないように位置を確認しながら組み立てます。
5. 仕上げ
森の中の風景を仕上げていきます。楽しい仕上げの時間♪
前面; 小人の女の子がベルを鳴らします。
前面; ドアが開いておじいちゃんがお出迎え。窓の明かりが灯ります。
もう一つ、カード仕立てで仕上げてみました。 回路にスペースが取れる分、カード仕立ての方が簡単です。タブは折り返さない形でドアに貼り付けてありますので、これはドアが開く方向と同じ向きにスイッチがスライドします。初めてドアタイプのスイッチを作るのであれば、このタイプから作ってみるのがおすすめです。
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