Pop Up Cubeの作り方3 アレンジ、飾りつけと入れ物について

今回は、前二つの投稿のおまけ編です。
1.飾りつけのアレンジ
 いろいろ試作していたら、たくさんの箱が出来てしまったので、いろいろ飾りをつけてみました。
(本当は先に飾りをつけてから組み立てたほうが絶対楽ですが、せっかくたくさん出来たのですから。。。ね?)
Shaker Card, Card in Box, Decorative Corner Cardなど皆さんの投稿で見せていただいている立体技をくっつけてみたら、あら、楽しい♪
そして、まとめて飛ばすと、うひょーって言いたくなりますよー。
こんな風になんだかとっても楽しいです。
クリスマスのプレゼントボックスをたくさん作って、クリスマスカードとして驚かせるのもよさそうです。

2.展開図のアレンジ
 土台の紙の大きさや形によっては展開図を分ける必要があったり、タブを付けるのが面倒だから、展開図に組み込んでしまうという方法もあります。
参考までに画像をご紹介します。もっといい方法もあると思うので、もし良いのが出ましたら、ぜひフィードバックしてください!
 この二つに分けて、ゴムのタブもつけてしまうタイプは、組み立てが比較的楽です。
この場合は、側面を先に接着して、天面と底面はその後で貼ります。


底面をはったところ ゴムを1回ねじったのは、
長さ調整と嚙み合わせのベロが
ゴムに引っかかりにくいための工夫です。

3.形のアレンジ
 立方体でなく直方体でも四角錐でも作れるので、こんな形のものも作成可能です。でも、家がぴょーんと飛ぶのはちょっと違和感がありました。(笑)




 底面も正方形である必要はなく長方形でもOKですが、たたんだ時に延ばされるゴムの力を利用するので、あまり薄いとたたんだ時と立体の時の差が出にくくなるためゴムが効きません。写真は失敗の例です。
 高さは最低天面と底面の折り畳みが入るだけの高さ以上があれば、どれだけ高くなっても大丈夫です。
こんな形作ってみたいな。うまくいくかな?って時は、コピー用紙などで試しにラフにやってみるとイメージしやすいです。


4.入れ物について
 ぴょこっと箱がはねて出てきてくれるためには、しっかり平面につぶして押さえてくれて、しかも開くときはさっと開くことが大切です。そこで、私は、平面の紙を折りたたんで紐で綴じる形の入れ物にしました。娘はこれもいいかな。って、バンドを作って留めていました。ほかには差し込みの綴じ口のウォレット型とかひっぱり出す形、みんな大好きぺりぺりとか。。
皆様いろいろな工夫をされていて動画投稿もあるので、新しいアイデアではありませんがバリエーションとして紹介しておきますね。

紐綴じ方式(紙を折りたたんで、紐綴じ用の紙ボタンをアイレットで留めただけのシンプル構造)
脇は閉じていないので、紐を外しただけで、ひょこっと中身が出てきます。











黄色いのはぺりぺり方式。なかから、板チョコとかガムが出てきそうな雰囲気になっていて、子どもに渡したら開けてがっかりされそう。。。(一回開けるともう閉まらないから、予備の入れ物も必要かも。。。)

オレンジは、横が閉じていない薄い箱状で、丸いノッチの部分から、箱の端っこを持って引き出すと、キューブが出てきて、いきなり立体になります。 こどもには結構受けていました。
その他いろいろ。飛行機のとくまさんのは、11歳の娘の作です。 飛行機のは、紙の帯で蓋を止めてあって、スライドして外すとポコッと出てくる仕組み。アイレットを使わなくてもできるのは良いですね。



差し込みベロ付き 差し込み部分はタグを作るダイを使ったので穴が開いていますが、ご愛敬ということで(笑)

 いかがでしょうか。
これからのシーズン、色とりどりのクリスマスのプレゼントボックスが飛び出すカードもいいですね。
あ、アドベントカレンダーはどうだろう? 一度に24個出てきたら、なかなかのびっくり度合ですよね。平面のカレンダーとして閉じ込めて1日1個ずつぺりぺりで開けていくのも楽しそう。でも、中がカラっていうのは。。。。。やっぱりいただけない。子どもからブーイングが出そうです。

とかなんとか、いろいろ楽しい空想は尽きませんが、この辺で。
Pop Up Cube の楽しさについて存分に説明できたので、このブログはとりあえずワークしてくれたってことで、私の中では満足です。(更新がなくても、心配しないでくださいー。予想範囲内です。(笑))

お読みいただき、ありがとうございました。

コメント

人気の投稿