花いっぱいのドライブに出かけよう! ーーーエフェクトステッカーを使ってーーー

皆様こんにちは!

今月は、花咲く5月のドライブの風景を作ってみました。

エフェクトステッカーを使って、光が強くなったり弱くなったりする効果をねらいました。簡単な作成動画もありますので、どうぞお楽しみください。






皆様、エフェクトステッカーを使ったことはありますか?
エフェクトステッカーにはマイクロコントローラーの機能をもつICチップが入っています。
このコントローラーは回路に流れる電力を調整するようなプログラムが入っているので、回路の中に組み込むことライトの光り方を変化させることができます。
このセットには4種類のステッカーが1枚ずつ入っています。光り方のパターンにはフェード(緩やかに明るくなったり暗くなったりするパターン)、ブリンク(ついたり消えたりの点滅パターン)、ハートビート(心臓のようにドッキンドッキンというリズムの点滅パターン)、トゥインクル(星の瞬きのようなゆらゆらした光の変化パターン)
光り方の動画が公式サイトのこちらにありますので、気になる方はぜひ見てみてください。
またチビトロニクスのサイトには、仕組みの説明や回路のテンプレートもあるので、詳しいことが知りたい場合に、とてもおすすめです!

チビトロニクスのデザインチームメンバーが今までに作った、エフェクトステッカーを使った数々の名作品はブログで見られます。
effect stickerのタグをクリックするか、こちらをご覧ください。
私が今までにエフェクトステッカーを使って作ったカードの記事はこちら


では始めましょう!
作り方のざっとした流れの動画をどうぞ。


1.Supplies

Car Garden Set; Flora and Fauna
Bold Bloom Stencil; Newton’s Nook Designs


・表紙の用紙; 4.25x5.5インチ   車のスタンプとセンチメントを真ん中に押します。ステンシルを使って、背景を色付けします。
・回路用紙; 4.25 x 5.5インチ  
・カードの台紙; 4.25 x 11インチ 半分に折ります。
LED ステッカー; Chibitronics
銅箔テープ; Chibitronics
・Cell battery; CR2016 ( This number means the diameter;20mm, thickness;1.6mm)
導電性布テープ(最近出た新商品!) あるいは導電性布テープパッチ; Chibitronics
・フォームシート; 厚さ3mm  バッテリーホルダー用 
 少し固めのスチレンボードが扱いやすいです。
 今回はプッシュスイッチなので、1.6mm厚さの電池に対して3mmのフォームシートで電池と回路の間のスペースを確保します。
・フォームテープ; 厚さ3mm 幅はおおよそ5mm程度 回路の周囲4辺に貼ります。


チビトロニクスのショップでも導電性布シートを扱うようになりました。

2.回路

・LEDで光らせたい場所をX印でマークする。
・エフェクトステッカーの位置を決める。プラス、マイナス経路ともに、電池ーエフェクトステッカーーLEDのライトにつながる位置
・回路の道筋を書き込む

まず最初に、電池のプラスとエフェクトステッカーのプラス(三角の底辺右側のパッド)をつなぐ回路と、電池のマイナスとエフェクトステッカーのマイナス(三角の底辺左側)をつなぐ回路を書く。
次に、1本目としてエフェクトステッカーのシグナルパッド(三角の頂点)からそれぞれのLEDのプラスかマイナスのどちらか一方を選んでつなぐ回路を書く。(上の写真では緑ライン)
2本目はエフェクトステッカーのプラス端子から緑のラインにつながっていない、残りのLEDのプラスにつなぐ。(写真上の赤ライン)
3本目として、エフェクトステッカーのマイナスと、残っているLEDのマイナス端子をつなぐ。(写真上の緑ライン)
電池からそれぞれのLEDへの回路を上の写真でたどってみてください。ちょっと複雑に見えますが、心配はいりません。たどってみると、電池からそれぞれのLEDへの
電気の流れがわかると思います。
今回のこのシグナル端子からLEDのプラスとマイナスのどちらかに交互に回路は、一つのエフェクトステッカーでLEDを二通りに分けて光らせることができる応用編です。
全部を同じように光らせる場合は、エフェクトステッカーから先の赤ラインはなしで、シグナルからすべてのLEDのプラス端子に繋げばOKです。

・銅箔テープを書き込んだ回路に沿って貼る。 
 電池のプラス側に繋ぐ側は最後まで貼り付けず、15cm程度
残しておく。
・LEDステッカーを貼り付けて、しっかりと金属のパッド部分を抑えて圧着する。
・エフェクトステッカーを貼る。


回路がきちんと機能しているかをチェックして、大丈夫なら、それぞれのLED、エフェクトステッカーと回路との接続を上から銅箔テープやファブリックパッチを貼って補強しておきます。


3mm厚さのフォームシートを使って、バッテリーホルダーを作ります。
トレイは引き出すので、材質は硬さのあるスチレンボードなどが扱いやすいと思います。
フォームシート;横2.5x縦2インチ 中を電池のトレーとして横1.25x縦1.75インチに切り取り、中に電池が入るように円形に切り抜きます。


フォームシートの外枠をバッテリーホルダーの枠として貼り付けます。
バッテリーホルダーの上面を覆う紙をホルダーの外枠にあわせて、右半分を貼り付けた状態で、残しておいたプラス側の端を貼っていきます。
紙の上面を通って、裏面に回し、電池のプラス側と接触する位置(プッシュスイッチの位置)まで銅箔テープを貼ります。

電池との接触部分は、ファブリックテープを貼っておくと、回路との接触が良くなります。必須ではなく、銅箔テープのままでも問題ありません。


バッテリーホルダーの面を覆う蓋のような形で回路を貼った紙の左面も貼り付けます。 
これで、通常は電池と回路は離れているので、スイッチオフ。上から押すと電池と回路がつながって、オンになり、ライトが付く仕組みになりました。

3. 組み立て

フォームテープを回路用紙の周囲4辺に貼り付けて、表紙と回路を貼り合わせます。
それを二つ折りのカードベースに貼り付けます。
バッテリーホルダーのトレーが引っ張り出しにくかったので、リボンの引き手を貼り付けました。
Press hereを花芯の部分にスタンプして貼り、完成です!



花の真ん中の光がふんわりと強くなったり弱くなったりするカードができました。
エフェクトの種類を変えれば、また違う雰囲気が楽しめますね。

読んで頂いてありがとうございました!
素敵な5月をお過ごしください。

にこりん










コメント

人気の投稿