Creativation冒険記② 参加1日目 1/18(金) Creativation day2


会場のクロークは、展示会開催の間3,4,5日目のみ行われていて、有料。アメリカは美術館などでも時々有料です。ホテルが近ければ荷物を置いてから来た方がよいかもしれません。私はセミナーは荷物ゴロゴロと同伴で参加して、その後空き時間を利用して、いったんホテルに置きに行きました。(ここでゆきこさんと合流!)
ブースを確認しに展示会場に行くと、フォークリフトやなんかがあってまるで工事現場の雰囲気でした。展示前日の午後なのに、まだ全然できていないところもたくさん。床もゴミだらけ。おー、皆さん明日までにちゃんと完成するのかしら。と思いつつ自分達のブースに行くと、白机一つのシンプルスペース。おっと。これは寂しい感じね。どうしましょう。と思ったけれど、何ができるわけでもなく写真撮ってえいこさんに送ってから、他のブースを視察しに行きました。この日は非公開なので他のブースの写真は撮ってはいけません。
会場を歩いているとThe Stamping VillageにてJennifer Mcguireさんを発見!!ああ、なんという幸せ。こんなこともあろうかと、渡したいと思ってカードを作ってバッグに持ってきたのです。でも30days Coloring ChallengeのKathyさん、Concord and 9thのGregさんと和やかにお話し中。とても邪魔なんてできないわ。バレンタインの女子高生のように周りのブースを遠巻きに回ること2周半。「どうしよう。Kathyにも渡したいカードがあるのに、今日持っていないからその場でジェニファーだけに渡したら失礼だわ。今日はやめて明日にしようよー。」と顔を赤くして言うかわいいゆきこさんを振り切って、「いや、チャンスは明日あるかどうか分からないもの、私は行くよ!」と突撃!! 三人がお話ししていらっしゃる横にそっと黙って立って気が付いてくれるのを待ちました。(いや十分に邪魔してるのは自覚しています。ごめんなさい。)そして、気が付いていただけたので無事にカードを渡して、「いつもブログやメイキング動画で教えてもらってありがとう。あなたは私のカードメイキングと英語のTutor(個人指導の先生)です。」と言って写真を撮ってもらって帰ってきました。後で写真見たら顔がこわばってて笑えた!とっても優しいJenniferでした。ほんの短い時間だったけれど気持ちが伝えられて本当に良かったです。ゆきこさんは感激で涙ぽろぽろ。泣き顔ツーショットな上に、私がへっぽこカメラマンで3枚のうち2枚はピンボケ。(感動で手が震えていたに違いない。ごめんよー)「このピンボケを見せて、明日もう一回撮り直してもらうんだ!」と言ったゆきこさんに、美しい見かけによらないたくましさを見出した私です(笑)。その後、自分達のブースに戻ってみたけどしばらく落ち着かなくて挙動不審な私達でした。ピンボケ写真は?大丈夫、2日後にちゃんともう一度お目にかかれて、「じゃ、Take 2ね。OK. ほら、ちゃんと撮れてるか確認出来た?」と一緒におられたKathyにも笑って撮らせてもらえました。泣き顔じゃないやつね!
ワークショップとセミナー
到着後、最初に受けたのは「コピーキャット(偽造、模倣)を退治する!」というタイトルのセミナー。最近あまりにもスタンプやダイの偽造品が多くて、どうしてこんなことが起こるのか。どうやったら防げるのか知りたいと思って(自分がデザインして販売する予定は全くないのですが)受講してみました。デザイン分野のコピーライトを専門にする法律家の先生が講師でした。英語が分野違いだから単語が難しかったー。ところどころ分かった話のみで恐縮ですが、内容は基礎的なことで、何がコピーライトで守られるのか、守られないのか。コピーライトはどこに申請すれば良いのか。しかし、コピーライトはあくまで国内で有効で、国際的に有効にするにはまた、いろいろ手続きが必要。ということを、いろんな例を挙げて説明がありました。事実(例えば私の誕生日は何月何日とか)はコピーライトで守られない。ものについては機能Functionを持たせることでコピーライトが効く。私の理解範囲での感想としては、商品の入れ替わりの速いスタンプなどのクラフト商品については、全部のデザインにコピーライトを取るのは手間がかかる割に守れる利益がそんなにないのかも。難しいなあ。と感じました。キャラクターのデザインなど長期にわたって使うものについては、会社と契約をするときに、どういう条件で契約するかが大事で、具体的な使用の対象に対して許可を与える。たとえばミッフィーのこのタイプのノートについて。と契約をするのと、ミッフィーのキャラクター使用全般というので全然話は変わってくる。デザイナーや何か発明をするような分野の人(こっちは特許ね)は、勉強必須の事項だと思います。4-5割しか分からなかったから、あまり詳しくは説明できなくてごめんなさい!でもMISTIも特許取って戦っていたのも記憶に新しいし、クラフト界でも注目の分野なのです。そういえば、ジェニファーの ”Shere handmade kindness♡”のデザインもトレードマークの認定が取れたよ!ってインスタグラムのストーリーに上がっていましたね。コピーキャットは本当に腹立たしいし、気分が悪い。でも、講師の先生曰く、「おちついて。動揺しないで。法律家に相談しなさい。」 とのことでした。必ずしも法律がの介入が必要なことばかりでなくて、アドバイスだけで自分でできることがほとんどよ。とも。チビトロニクスの開発者 Jie QiさんがPatent Pandasという特許についてのサイトを立ち上げています。物を作る、デザインする。そういう活動をコピーが簡単にできるオンライン時代の今だからこそ、きちんを守る必要があるのだな。と思いました。この後、しばしお茶を飲んで休憩しているところにEikoさん到着。ブースに行って、サンプルを並べたり物品を確認したりしました。


Glimmer with Paul Antonio これはカリグラフィーの世界ではとっても有名なPaulのWS。申し込んだ時は箔押しのコツとか適した紙、温度の条件なんかがWSで習いたいな。と思っていたのですが、実際はPaulのカリグラフィーがメインの内容でした。彼は7歳ころからカリグラフィの世界に魅せられてずっとやって来たんだそうです。まず、「今日は鉛筆で練習するよ。考えても見て!日頃使い慣れている筆記用具である鉛筆を自由にあやつってまっすぐの線を思い通りに書けないのに、どうしてニブが使えるはずがある?」その通りです。。。。「では、その2本の線の間のスペースに縦に線を5本、まっすぐに書いてみて。はじめ!」と始まり、書いたら、「さあ、全部同じ長さに書けているかな?どこの点で始めて、どこの点で終わるかちゃんと意識して書いたかな?5本の間隔はどう?」と厳しいチェックが。Paulってば、「僕のWS受けてる人、最初はニコニコしてるのに段々どよーんとしてくるの。あはは!でも続けないとうまくならないからね!」と言って笑ってるし。いろんなパターンの線を集中して書くこと1時間半、みんなよく頑張りました。最後はアルファベットを少しアレンジしたり葉っぱの飾りをつけたり、Paulのデモンストレーションを見せてもらったり。
いやいや濃厚かつハードな2時間でした。しかし彼のカリグラフィーへの愛と字を書くとは何か。という精神を教わった気がします。「分かってる?文字は描くん(drawing)じゃなくて書くん(writing)だよ!」っていう言葉も印象に残っています。終わった後、私のイニシャルのYのお手本をもらいに行ったのですが、快く書いてくれました。「日本の書道も大好き!素晴らしいよねー。」とニコニコされていましたよ。頑張り過ぎて疲れたのか一緒に写真を撮ってもらうの忘れてしまったけれど、素敵なナイスガイでした。
いやいや濃厚かつハードな2時間でした。しかし彼のカリグラフィーへの愛と字を書くとは何か。という精神を教わった気がします。「分かってる?文字は描くん(drawing)じゃなくて書くん(writing)だよ!」っていう言葉も印象に残っています。終わった後、私のイニシャルのYのお手本をもらいに行ったのですが、快く書いてくれました。「日本の書道も大好き!素晴らしいよねー。」とニコニコされていましたよ。頑張り過ぎて疲れたのか一緒に写真を撮ってもらうの忘れてしまったけれど、素敵なナイスガイでした。

楽しい夜中の晩酌とそれに続くゾンビクラフト
まず、チビトロニクスのロゴの光るポスターを作製。小さな見本を丁寧に測って割合を割り出し、大きな紙に描きあげていきます。(もちろんEikoさんがね) エフェクトステッカー使ってピカピカさせちゃおう。とか、顔は1本銅箔がいいかな。やってみたらやっぱり三本にしようか。とか三人でああでもない、こうでもないといいながらやるのは本当に楽しかった。出来て無事に光った時は、やったー。と言いましたね。大人の文化祭状態。

2日目以降はまた今度 。。。。。。
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