大好きな気持ちを伝えたい のカード  導電性プラスチックシートを使って光り方の変わるスイッチを作る

みなさん、こんにちは!
秋になりましたね。空気が澄んできて空が高くなる秋。
今月は恥ずかしがりやのネズミさんカードを作りました。
ひそやかで温かい雰囲気を楽しんでいただければ嬉しいです。

圧を感知する導電性プラスチックシートを作品に使われたことはありますか?
これって単純かつ簡単な圧センサーが作れる素晴らしい素材なのです。
このシートを使うと、ゆるやかに光がつよくなったり弱くなったりする効果を作品に加えることができます。
しかも電池とスイッチの間にこのプラスチックシートを挟むだけ。という簡単でかつ楽しい方法なので、とてもおすすめです。

今月のカードをお見せします。センチメントのスイッチの場所を押すとまずネズミの彼が持っているリンゴがふんわり光って、そして、彼女の木の実がそれに応えて光ります。
気持ち、伝わるといいな。





1.準備するもの



・表紙; 4.25x5.5 インチ  ;背景は以下のように作りました。Distress Inkを数色選んで、プラスチックシートの上に塗り付けます。霧吹きで水を吹いてそこに表紙の紙を擦り付けたりタップしたりして色を付けていきます。ドライヤーで乾かして、また色を付けたりご自由に楽しんで見てください。アメリカマサチューセッツのケープコッドにお住まいの敬愛なるJenn Shurkusさんの対面クラスやオンラインクラス(オンデマンドで現在も受けられます)で教えてもらいました。紙はRangerのDistress watercolor cardstock やDistress White Heavystockがきれいに仕上がるのでおすすめです。
・回路台紙; 4.25x5.5 インチ
・カード台紙; 4.25x11 インチ 半分に折ります 
・電池ホルダー; 厚さ3mmのスチレンボードを使いました。
                   電池の位置に丸く穴をあけます。
・コピー用紙; スイッチのフラップとして使います。今回は表紙の裏にぴっちり貼り付けるので厚みは薄い方が適しています。
LED ステッカー; 赤と白
・コイン電池 CR 2025
・2匹のネズミのパーツ BB Harvest Mouse ;My Favorite Things
・フォームテープ 細切り; 厚さ3mm

2.回路

回路は簡単です。電池のプラス側とLEDのプラス端子を。電池のマイナス側とLEDのマイナス端子をつなぐだけ。鉛筆で下書きをしてから、銅箔テープを貼ると分かりやすいです。


今回のスイッチの蓋部分はコピーペーパーです。今回のスイッチの蓋は表紙の裏にきっちりと貼り付けて使うので、かえって分厚くない方が適していました。


電池と回路が接種る箇所には、導電性のファブリックパッチを貼りました。
接続が良くなって安定して光らせることができます。


 Pressure Sensitive Conductive Plastic (Velostat/Linqstat)を電池の下に挟みます。 


このシートは圧をかけるほどに抵抗値が下がる性質があります。この性質を利用すると素晴らしい光の効果を生み出すことができます。
下の動画でどんな風に緩やかに明るくなったり暗くなったりの調節できるかがわかるかと思います。


3.組み立て

先ほどの圧感知シートを電池ホルダーの裏側から貼り付けます。


電池ホルダーを設置したい位置に置き、フォームテープを、電池ホルダーの動きを支えるような枠の形に貼る。 次に回路台紙の4辺の端にもフォームテープを付ける。
スイッチの蓋の上面に両面テープを貼っておく。


回路台紙と表紙を合わせて貼る。

電池ホルダーには取り出しやすいように紐を付けました。



完成です!

今までに投稿したもので、同じ導電性プラスチックシートを使った作品を上げておきます。
ご興味がありましたら是非ご覧ください。

美しい光の効果をご自身の作品でもお楽しみいただけますように。

Yukiko I.

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